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矯正治療をはじめるまでの流れ

矯 正 相 談

 まずはご相談です.いきなり検査したり,診察台にすわって治療はしません.患者さんの気になっているところや不安に思っていることをお聞きして,顔貌やお口の中を拝見して,歯並びを治療するにはどうすればよいか,全体的な治療の流れを私の臨床経験に基づいてご説明します.時間は30分~60分ぐらいかかりますので,必ず予約をしていただいております.
 保健所の乳幼児健診指摘されたとか,学校の歯科検診で歯並びについて相談にいくように紙を渡されたとか,変な場所から歯がはえてきたとか,歯並びが悪いのはわかっているけどいつ頃から治療をはじめたらよいかわからないとか,歯並びに関することならどんなことでもご相談ください.相談料は2000円(税込み)です.


矯 正 検 査

 矯正相談をお受けいただいた後,本格的な治療計画をお聞きになりたい場合には,精密検査を受けていただいております.内容は,顔面写真,口腔内内写真の撮影,頭部と歯全体のレントゲン撮影,歯の模型を製作するための型取りやかみ合わせの記録を行います.時間は45分~60分ぐらいかかります.初回矯正検査料は15,000円です.


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治療計画のご説明

 矯正検査の1~2週間後に,検査結果をもとに立てた治療計画についてご説明します.現状を分析して,将来の変化を予想して,具体的にどのような装置をいつからどれくらい使用するかお話します.この時,矯正治療にかかる費用についても詳しくお話します.ご説明には30~60分ぐらいかかります.また説明時には診断料として8,000円いただいております.
 この場で,矯正治療をするかどうかを決められない方も多くいらっしゃいます.一度家に持ち帰り,家族でよく考えてから,お返事をいただいております.


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矯正歯科治療費について

基本矯正料

本格的な矯正治療(小学校高学年~成人)    638,000円~

使用する矯正装置やテクニックによって,お値段が変わります.詳しくは相談時にご説明します.

子ども(小学校低学年~)の矯正治療      319,000円~

治療が進み本格的な矯正治療に移行するときは,基本矯正料については差額で行います.

部分矯正治療                 159,500円~

1,2本だけの歯の移動や気になる部分だけの部分的な矯正治療です.歯並びの状況によってはお勧めできない場合があります

乳歯の矯正治療                55,000円~

主にうけ口(反対咬合)で,早期治療による効果が期待される場合行います.


来院毎にかかる料金

調節料     6,000円
観察料     3,000円

毎回の来院時に診察内容により,再診料として調節料または観察料のどちらか一方がかかります


その他


補足検査,定期検査,インプラントアンカー等上記以外にも料金がかかる場合がございます.詳細は治療計画と一緒にご説明します.


《矯正治療前までにかかる料金》

相談料2,000円+初回検査料15,000円+診断料8,000円=25,000円

《本格矯正の矯正治療費の例》

金属のマルチブラケット装置による治療を2年間に24回の調整を受けて、保定期間の2年間に8回の観察を受けて、装置撤去時に矯正検査をした場合

基本矯正料638,000円+調節料合計144,000円+観察料合計24,000円+検査料10,000円=816,000円

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

  1. 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。

  2. 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。

  3. 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。

  4. 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。

  5. 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。

  6. ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。

  7. ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。

  8. 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。

  9. 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。

  10. 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。

  11. 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。

  12. 矯正装置を誤飲する可能性があります。

  13. 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。

  14. 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。

  15. 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。

  16. あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。

  17. 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。

  18. 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。